「薄毛対策の知識」カテゴリーアーカイブ

ストレスが薄毛の原因のひとつであるのは間違いないようです。

人はストレスを感じ続けると、自律神経のバランスを崩します。

それが更に長期間に及ぶと、血管が収縮し体全体で血行不良を起こします。

薄毛とストレス

体の栄養は血管を通して運ばれますから、血行不良になると体全体に栄養が届きづらくなります。

ここで問題になるのが、栄養の分配には優先順位があるという点です。

体に摂取された栄養は生命維持に必要な器官から順番に分配されますが、残念ながら髪の毛への分配は最後の方です。

アミノ酸をはじめとする髪の材料が十分に運ばれなくなれば、髪の毛は細くなって抜けやすくなる、という道理です。

また血行不良は体内に毒素を留まらせることにもなりますが、肝臓はそれらの解毒作業に大量のアミノ酸を使うので、この点でも更に髪の毛の材料が減ることになります。そんな状態で、ストレス解消にと毎日大量のお酒を飲んだりしたら…更に悪い結果になるのは想像がつきますね。

髪の毛がキラキラ健康だということは、その前提として体全体が健康だということ。この点は、肝に銘じたいものです。

さあ、ストレスをすぐ無くしましょう!と言っても抱える問題も人それぞれ、すぐに解決できることでもありません。

ということで、とても単純な発想による提案なのですが、少しでも頭皮の血行を良くするためストレスを感じたらすぐ頭皮をマッサージをするというのはどうでしょう?

おそらく、この提案を皆さんが受け入れるならば、会社でも通勤電車内でも、あらゆるところで誰もが頭皮をマッサージしているという夢のような光景が毎日見られるかもしれません。

しかしよく考えれば、悩みなどがあれば頭を抱え髪をかきむしる仕草をするのは、いつの世でも当たり前かもしれませんが。

以上、薄毛とストレスの説明でした。


男性ホルモンが多いと薄毛になるというのは本当?

まずはホルモンって何?

男性ホルモン

それは体に特定の作用をさせるために内臓器官から分泌される液体。

男性ホルモンは精巣と腎臓の上にある副腎という器官から分泌され、血液によって全身に送られます。

その作用は男性器の形成や変声、体毛の増加、筋肉増強、性欲アップなどですが、実は分泌されたこの男性ホルモンが直接薄毛を引き起こしているのではありません。

分泌された男性ホルモンが、ある酵素(5αリダクターゼといいます)の働きによってDHTと呼ばれる違う物質に変えられ、それが薄毛を引き起こしているらしいのです。

そしてこのDHTの作用する部位が主に前頭部と頭頂部で、これによって起きる薄毛の症状を、今はAGAと呼んだりしています。

結局、AGA治療と言われるものは、主に先ほど出た酵素5αリダクターゼを薬などでコントロールすること、それによりDHTが多く作られないようにすることなのです。

薄毛の直接の原因がそのDHTだとしても、酵素5αリダクターゼを活性化する要因はストレスや亜鉛などの栄養不足であるという研究結果が多くあります。

すぐ薬に飛びつくのではなく、まずは根本的な生活習慣の問題を解決するのが第一ではないでしょうか。効果があったとしても、生活習慣が変わらなければ一生涯、薬が手放せないことにもなります。

また、薄毛治療は自由診療で保険が使えませんので治療費に覚悟が必要です。


髪の毛の構造や発毛のサイクルなどについて

頭皮の構造や発毛のしくみについて、簡単に知っておきましょう。

毛の皆さん

髪の毛の本数

個人差はありますが、人の髪の毛は平均で約10万本。

髪の毛が出てくる毛穴というのは成長してもその数は変わらず、同じ穴から抜けては生えを繰り返します。

また、健康な頭皮の場合、ひとつの毛穴からは2〜4本生えるのが普通ですが、薄毛になると毛穴から出る本数は減ります。

1日に抜ける髪の毛の数は50〜100本で、頭皮の状態や個人差にもよります。

発毛の構造

髪の毛の構造

血管で運ばれてきた栄養や酸素は毛乳頭から毛母細胞に渡され、そこで細胞分裂を繰り返し髪の毛を作っていきます。

皮脂腺は皮脂を分泌し、皮膚や毛髪の表面の保護や保湿をします。

発毛サイクル

髪の毛の成長期(3〜6年)
髪の毛は1日に約0.4mm、1カ月で1cmちょっと、1年に15cmくらい成長します。

退行期(2〜3週間)
毛母細胞の分裂が遅くなって毛球が小さくなっていきます。

休止期(3〜4ヶ月)
毛母細胞の分裂が止まり毛は簡単に抜けやすくなっています。その硬く小さくなった毛球の下では次の新たな毛を成長させる準備が行われています。

薄毛になる人は、これらのサイクルのうち、通常3〜6年の成長期の部分が、数ヶ月〜1年くらいになるため、全体の発毛サイクルが短くなり、結果、髪の毛の本数が少なくなります。

また、男女でも差があり、成長期は女性の方が男性よりも1年ほど長いと言われています。


薄毛の人にとって日光を浴びることは悪いことか?

日の光は薄毛に良いのか、悪いのかというお話。

薄毛と日光

長時間にわたって頭皮に日光を当てるのは良いことではありません。

良くない理由は、紫外線が頭皮に悪い影響を与えるからです。

紫外線には頭皮から分泌された脂肪分を変化させる作用があって、その影響で毛穴を詰まらせ毛根が萎縮してしまうからです。

簡単に言えばフケが溜まりやすくなるということです。

フケが溜まるとなぜ毛根が萎縮するのかと言えば、毛穴が詰まって毛根に酸素や栄養が届きづらくなるから。

では、まったく日光に当たらないのはどうか?

これは頭皮の問題というよりも体全体においてビタミンDの不足が起きるので、とてもまずいのです。骨が脆くなったり、うつ病にもなりやすいので人間は基本的に適度な日光浴は必要。

専門家の話では一日20分ほど日光浴をすれば健康が保てるということです。

ということで、頭皮に長時間直射日光を当てるのは良くないが、体全体としては適度に日光浴をした方が良いという結論になります。

とは言うものの皆さん、この「適度に」に注意が必要なんですよね。

薄毛の進行状態を考えてみてください。薄毛が始まったばかりの人とずいぶん進行した人では、同じ日に同じ時間日光を浴びても影響は違うだろうことは明らかです。

気になる方、夏には通気性の良いおしゃれな帽子などいかがでしょうか。


洗っても洗っても頭皮がべたつくのはなぜ?という方

毎日シャンプーしているのに、何だか頭がべたつくという方、もしかすると髪の洗いすぎが原因?かもしれませんよ。

頭の脂、皮脂はそもそも何のためにあるのかというと、主に皮膚や毛髪を保護したり保湿するためで、

さらには病原菌の繁殖を防ぐという大切な役割もあります。

頭がべたつくからと言って、髪を洗いすぎたりすると必要な分の皮脂までもが洗い流されることになり、必要以上に皮脂がなくなることは頭皮にとって大問題なのです。

洗いすぎると頭皮は、これは大変!ということでどんどん皮脂を分泌しよう!ということになり、さらにべとべとになる、という悪循環になるのです。

皮脂が多すぎるのは、炎症や抜け毛の原因になってしまいますので、適度な状態を保ちたいものです。

さて対策。 頭がべたつくと思う人はまずは、シャンプーに気を使うこと、そして洗いすぎないこと。シャンプーは、石油系など刺激の多いものは使わず、できれば頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーがベスト。

私たちの体のほとんどはたんぱく質、つまり、もとはアミノ酸でできているわけですので、低刺激ということに多くの説明はいらないでしょう。最近はどこでもアミノ酸系のシャンプーが売っています。安い石油系のシャンプーをお使いなら、もうさよならしましょう。

いくら低刺激シャンプーでもごしごし洗いすぎれば、これも過剰な皮脂分泌の原因になります。洗い過ぎないように注意。

あとは食事です。

糖分や脂肪分のとりすぎは頭皮の皮脂量を必要以上に増加させるという報告もあるようなので、できればバランスのよい食事を心がけましょう。